環状第3号線は中央区の勝どき駅前交差点から江東区の辰巳交差点に至る都市計画道路です。 現道のない区間や狭い区間も混在していて、外苑東通りでは拡幅事業が行われています。
〔目次〕
環状第3号線(外苑東通り 青山一丁目交差点)
写真出典〕当サイト撮影(H30.11)
環状第3号線の概要
| 現道 | 主要地点 |
|---|---|
| 環状第3号線 起点(中央区勝どき二丁目) | 勝どき駅前交差点 |
| 清澄通り | 勝どき陸橋 |
| 未供用等の区間(東京港横断部) | 東京港横断部 放射第18号線交点 放射第19号線交点 |
| 都道319号環状三号線 | 芝公園グランド前交差点 赤羽橋交差点 新一の橋交差点 麻布トンネル |
| 外苑東通り | 青山一丁目交差点 四谷三丁目交差点 曙橋 市谷柳町交差点 弁天町交差点 |
| 放射第7号線との重複区間 | 鶴巻町交差点 |
| 未供用等の区間(文京区) | 放射第7号線分岐点 小石川五丁目交差点 植物園前交差点 放射第9号線交点 放射第10号線交点 |
| 言問通り | 補助第95号線合流点 寛永寺陸橋 入谷交差点 西浅草三丁目交差点 |
| 水戸街道(言問橋) | 言問橋西交差点 |
| 三ツ目通り | 言問橋東交差点 石原三丁目交差点 緑三丁目交差点 菊川駅前交差点 白河三丁目交差点 都立木場公園前交差点 木場五丁目交差点 |
| 環状第3号線 終点(江東区辰巳二丁目) | 辰巳交差点 |
環状第3号線は、中央区の放射第34号線(晴海通り、都道304号線)の勝どき駅前交差点から、江東区の東京湾環状線(湾岸道路、国道357号)の辰巳交差点に至る、延長26.7kmの環状方向の都市計画道路です 1) 。
環状第3号線には、東京港横断部と文京区に未整備の区間があります。
供用されている区間は、都道319号環状三号線、外苑東通り、言問通り、三ツ目通りなどになっていて、整備された区間は往復4〜6車線になっています。
外苑東通りに事業中の区間がある他、言問通りには現道幅員11m程度の往復2車線の区間が、三ツ目通りは現道幅員22m程度の往復4車線の区間があります。
1) 中央区 都市計画施設概要、 港区 都市計画概要、 新宿区 都市施設等都市計画図、 文京区 都市計画情報
記載の都市計画道路の整備状況等は、記事作成時に資料から読み取った概況です。 正確な情報が必要な場合は、都市計画の部署等に問い合わせて下さい。
路線の案内図
※ 縮小や拡大ができる路線の案内図です。 マーカーにマウスを置いたり、画面にタッチすると、交差点名等が表示されます。
※ ブラウザや携帯によっては案内図が表示されないこともあります。
環状第3号線の整備の概況
清澄通りの区間
環状第3号線起点、放射第34号線交点、補助第110号線終点 (勝どき駅前交差点)
環状第3号線の起点は中央区の放射第34号線(晴海通り、都道304号線)や補助第110号線(清澄通り、都道463号線)の勝どき駅前交差点です。
環状第3号線は清澄通り(中央区道)として南西に向い、勝どき駅前交差点から勝どき陸橋までは代表計画幅員36mで往復6車線で整備されています。
環状第2号線交点 (勝どき陸橋)
環状第2号線(環二通り、都道50号線)が勝どき陸橋で環状第3号線の上を越えます。
勝どき陸橋から東京湾横断トンネルの坑口部までは計画幅員43m、その先は晴海埠頭の突端までは計画幅員25mですが、現状は往復4〜6車線の平面道路です。 勝どき陸橋から芝公園グランド前交差点までは現道はなく優先整備路線になっています。
未供用等の区間(東京港横断部)
東京港横断部の計画
東京港横断部(終点側から)
写真出典〕当サイト撮影(R3.12)
環状第3号線の計画線は、隅田川河口の東京湾を横断しています。 この区間は計画幅員11mトンネルが2本計画されていて、環状第2号線交点の先で地下にもぐり、放射第18号線と放射第19号線の地下を抜けて、放射第19号線交点の先で地上にでる計画になっています。 現道はなく優先整備路線になっています。
従前、環状第3号線の起点は、後述の放射第18号線交点でした。 東京都は臨海副都心の開発を計画し、平成5年(1993)7月に環状第2号線などの延伸とともに、環状第3号線の起点を放射第34号線交点とする延伸も都市計画変更しました。
このとき計画変更された路線の大半は既に整備されています。 環状第3号線は平成9年(1997)4月に改定された豊洲・晴海開発整備計画で『環状3号線は、今後区部の街路事業により整備する路線に位置づけ、区部全域を含めた道路整備のなかで整備時期を検討する。』とされ、整備が先送りされました 1) 。
放射第18号線交点 (浜崎橋付近)
放射第18号線(海岸通り、都道316号線)と計画線交点で交差します。 この交点は海岸通りの浜崎橋付近で、上に首都高速の浜崎橋ジャンクションがあります。
放射第18号線交点から放射第19号線交点までは、環状第3号線と支線5が定められていて、計画幅員33〜38mです。 放射第18号線との交点では、環状第3号線がトンネルで下をくぐり、支線5が放射第18号線に取り付く計画に、JR東海道線等とは立体交差の計画で、現道はなく優先整備路線になっています。
放射第19号線交点 (金杉橋北交差点)
放射第19号線(第一京浜、国道15号)と金杉橋北交差点で交差します。
金杉橋北交差点は第一京浜と一方通行の幅員の狭い港区道との交差点で、南側で高速都心環状線と第一京浜とが交差しています。
金杉橋北交差点から芝公園グランド前交差点までは、計画幅員30〜38mで東京港のトンネルの坑口が計画されていますが未整備で優先整備路線になっています。
都道319号環状三号線の区間
放射第20号線交点 (芝公園グランド前交差点)
放射第20号線(日比谷通り、都道409号線)が芝公園グランド前交差点で交差します。
芝公園グランド前交差点からの環状第3号線は都道319号線(環状三号線)で、赤羽橋交差点までは代表計画幅員33mで往復6車線で整備されています。
放射第21号線交点、補助第2号線終点 (赤羽橋交差点)
放射第21号線(都道301号線、愛宕下通り、桜田通り、国道1号)や補助第2号線(桜田通り、国道1号)が赤羽橋交差点で交差します。
赤羽橋交差点から麻布トンネルの手前までは、代表計画幅員30mで往復4車線で整備されています。
放射第1号線交点 (新一の橋交差点)
放射第1号線(都道415号線、麻布通り)が新一の橋交差点で交差します。
新一の橋交差点の上に高速道路2号分岐線と高速道路2号線(高速都心環状線が高速2号目黒線)とが分岐する一ノ橋ジャンクションがあります。
新一の橋交差点の先からJR信濃町駅付近までの整備
環状3号線の港区の鳥居坂交差点から、放射第22号線や放射第4号線との交点を越えて、新宿区の信濃町駅前交差点までの3.2kmの区間は、昭和36年(1961)に事業化されました 1) 。 この区間の南側では道路が新設され、青山墓地の西側では都電が走る道路が拡幅されました。
この区間は六本木トンネルとなった赤坂プレスセンター関連の360mの区間を除き昭和44年(1969)に完成しています 1) 〔赤坂プレスセンターと六本木トンネルは別掲〕。
昭和51年(1976)には、放射第22号線との立体交差部の麻布トンネルを含む区間が暫定的に往復2車線で交通開放をされています〔麻布トンネルと六本木ヒルズは別掲〕。
この区間は平成5年(1993)に六本木陸橋や六本木トンネルが完成し交通開放されました。
1) 平成2年建設清掃委員会 1990年3月9日(東京都議会会議録)
放射第22号線交点 (麻布トンネル)
放射第22号線(六本木通り、都道412号線)の下を麻布トンネルでくぐります。
環状第3号線と放射第22号線とは、六本木ヒルズと一体となった連結側道で結ばれています。
麻布トンネルの手前から六本木陸橋や六本木トンネルの先までは、構造物を踏まえた都市計画が定められていて、本線は往復4車線で整備されています。
南青山陸橋(補助第5号線交点、補助第6号線合流点)から、青山一丁目交差点の手前の交差点(補助第4号線終点)までは、代表計画幅員27mで往復4車線で整備されています。
麻布トンネルと六本木ヒルズ
六本木ヒルズの再開発事業で、地域の急傾斜が改善され、これまで接続されていなかった環状第3号線の麻布十番方面と放射第22号線との接続が図られました。 環状第3号線の上には66プラザという歩行者デッキが整備されてエリアマネジメントで管理されています。
六本木通りと環状第3号線を接続する連結側道と歩行者空間整備
図表出典〕六本木ヒルズ(六本木六丁目地区市街地再開発組合)
この地域は麻布十番から六本木通りに向かって坂を登る地形で、地域の南側は、幅員3m程度の急坂や階段の路地があり、擁壁や石垣に支えられた木造住宅の密集地でした。
環状第3号線の放射第22号線との交点は、幅員16mのトンネルで放射第22号線の下をくぐる形で都市計画決定されています。
この麻布トンネルの前後は赤坂プレスセンターの影響で北側が供用できなかったため、昭和51年(1976)に往復2車線で暫定開放され、赤坂プレスセンター部が整備された平成5年(1993)に往復4車線で交通開放されました。 再開発が行われるまでは、麻布十番方面から六本木通りに入るためには、麻布トンネルで六本木通りの下をくぐり、その先でUターンをして六本木六丁目交差点に至っていました。
六本木六丁目地区第一種市街地再開発事業は、森ビル株式会社が主導した事業で、従前、木造住宅密集市街地であった区域の南側を含め、面積約11ヘクタール、権利者約400名の国内最大級の再開発事業です。
昭和61年(1986)に再開発誘導地区の指定を受けてから、都市計画手続きの開始までに7年間、都市計画手続きに2年間、組合設立までに3年半、事業に4年半の合計17年間をかけて平成15年(2003)に竣功し、六本木ヒルズなどが建っています 1) 2) 3) 。
再開発事業で、高低差が最大17mもある傾斜地で約30万m3もの土砂が掘削されて敷地が整地されました 4) 。
再開発地区計画で、環状第3号線と放射第22号線とを接続する連結側道や、それらの上部の立体広場が定められました 5) 。
環状第3号線は三層構造となり、下層が環状第3号線の麻布トンネル、中層が連結側道と六本木ヒルズの敷地内車路の出入口、上層が66プラザと呼ばれる立体広場(歩行者デッキ)になりました 6) 。
66プラザは既設道路の上空であるため区の緑地とし、その管理を六本木ヒルズが行う仕組みになっています。 具体には、六本木ヒルズがデッキ躯体を含む各施設の清掃や補修等の維持管理、改修、植栽管理、電気や水道料金の負担をしています。 六本木けやき坂通りや六本木さくら坂通りなどの区道についても、港区の標準仕様以上の施設の管理は六本木ヒルズが行っています 7) 8) 。
1) 六本木六丁目地区(東京都都市整備局)
2) 六本木六丁目地区第一種市街地再開発事業(完了)(港区役所)
3) 都市再開発法制定50周年記念誌 六本木六丁目地区(全国市街地再開発協会)
4) 特集:六本木ヒルズ・レポート2002(月報KAJIMA)
5) 六本木六丁目地区(港区都市計画情報提供サービス 地区計画一覧)
6) 六本木ヒルズ:コンセプト・開発経緯(森ビル株式会社)
7) 六本木六丁目地区第一種再開発事業(新道路利活用研究会 道路関連施設整備支援に関する調査研究)
8) 第4章 都内の事業における主なエリアマネジメントの事例(市街地整備におけるエリアマネジメントの手引(第2版))
赤坂プレスセンターと六本木トンネル
整備に時間を要した360mの区間には、在日米軍の赤坂プレスセンター(別名:ハーディー・バラックス)があります。 昭和20年(1945)に歩兵第三連隊の駐屯地が接収されて設けられた施設で、現在はヘリポートや宿舎などが置かれ、合衆国大統領などの要人が来日したときには横田飛行場との移動に用いられています 1) 2) 。
日米安全保障条約はお互いの義務について、第5条で米国の対日防衛義務を、第6条で我が国の米国に対する施設や区域の提供義務を定めた相互条約です 3) 。 米軍基地関連の道路整備は我が国の義務のみを軽減することとなるため、両国の合意に長期間を要することが多くなっています。 また、国内の政治事情から相互主義の観点から大きく外れる主張がなされているときなどは、より交渉が難しくなります。
東京都は、昭和36年(1961)に環状第3号線の事業着手をした後、昭和42年(1967)に東京防衛施設局にトンネル構造とする共同使用を申請しました。 昭和58年(1983)に日米合同委員会で米軍施設と環状第3号線との共同使用の合意が得られ、工事期間中の臨時ヘリポートを設けた後、平成2年(1990)に六本木トンネルの工事に着手しました。 平成5年(1993)に六本木陸橋や六本木トンネルが完成し交通開放されました。 その後、米軍より臨時ヘリポートの継続使用の意向が示されたことから、その対応にも時間を要しました 1) 2) 。
1) 東京の米軍基地(東京都都市整備局)
2) 港区の米軍基地(港区役所)
3) 日米安全保障条約、日米安全保障条約(主要規定の解説)(外務省)
外苑東通りの区間
放射第4号線交点 (青山一丁目交差点)
青山一丁目交差点の手前の名前のない交差点で補助第4号線(外苑東通り、都道319号線)が東から接続します。 環状第3号線はこの交差点から外苑東通り(都道319号線)になります。
放射第4号線(青山通り、国道246号)が青山一丁目交差点で交差します。
青山一丁目交差点の手前の名前のない交差点からJR中央線の信濃町駅付近までは代表計画幅員30mで往復6車線で、その先は四谷三丁目交差点の先まで代表計画幅員27mで往復4車線で整備されています。
放射第5号線交点 (四谷三丁目交差点)
放射第5号線(新宿通り、国道20号)が四谷三丁目交差点で交差します。
四谷三丁目交差点から合羽坂交差点までは代表計画幅員27mで往復4車線で整備または交通開放(環状第3号線 荒木町、曙橋)されています。
環状第3号線(荒木町、曙橋)街路事業
事業(荒木町)で整備された歩道
写真出典〕当サイト撮影(R7.6)
荒木町・舟町交差点(新宿区道、都計道外交点、Google Map)から曙橋の手前までの延長250mは、環状第3号線(荒木町)として現道幅員22m程度(車道17m、両側歩道2.5m、4車線)から計画幅員27m(中央分離帯幅員1.5m、両側車道8.25m、両側歩道4.5m、4車線)への拡幅が行われています。 この事業区間に曙橋を加えた延長365mを環状第3号線(曙橋)としている資料もあります。
環状第3号線(荒木町)は平成11年(1999)3月に街路事業の認可を得て、用地取得や工事が進められていて、概ね拡幅されています 1) 。
1) 環状第3号線(荒木町区間)(第三建設事務所)
放射第6号線交点 (曙橋)
放射第6号線(靖国通り、都道302号線)が曙橋の下をくぐります。 環状第3号線と放射第8号線のアクセスは合羽坂などのアクセス路でします。
曙橋の先の合羽坂交差点から市谷仲之町交差点までは代表計画幅員27mで往復4車線で整備されています。
市谷仲之町交差点から市谷柳町交差点までは代表計画幅員27mで街路事業(環状第3号線 薬王寺町)が行われ4車線で交通解放されています。
環状第3号線(薬王寺町)街路事業
市谷仲之町交差点(新宿区道女子医大通り交点、Google Map)から市谷柳町交差点までの延長400mは、環状第3号線(薬王寺町)として幅員11m程度(車道7m、両側歩道2m)の2車線のから、計画幅員27mの中央分離帯がある4車線への拡幅が行われています。
環状第3号線(薬王寺町)は平成15年(2003)1月に街路事業の認可を得て、令和4年(2022)11月に4車線で交通開放されています 1) 2) 3) 。
1) 環状第3号線(薬王寺)(第三建設事務所)
2) 東京都市計画道路環状第3号線(新宿区市谷薬王寺町〜同区市谷柳町)(令和3年度第3回事業評価委員会)
3) 環状第3号線(薬王寺)4車線で交通開放(東京都報道発表)
事業(薬王寺町)の状況(植栽工等は未了)
写真出典〕当サイト撮影(R7.6)
放射第25号線交点 (市谷柳町交差点)
放射第25号線(大久保通り、都道433号線)が市谷柳町交差点で交差します。
市谷柳町交差点から弁天町交差点までは代表計画幅員27mで街路事業(環状第3号線 弁天町)が行われています。
環状第3号線(弁天町)街路事業
市谷柳町交差点から弁天町交差点までの延長580mは、環状第3号線(弁天町)として現道幅員17.5m程度(車道11.5m、歩道2.9m+3.5m)の往復2車線から計画幅員27m(弁天町交差点付近は30m)の4車線への拡幅が行われています。
環状第3号線(弁天町)は平成20年(2008)12月に街路事業の認可を得て、用地取得や高低差処理の工事が進められています 1) 2) 3) 。
1) 環状第3号線(弁天町)(第三建設事務所)
2) 環状第3号線及び放射第25号線(新宿区原町一丁目〜弁天町)(令和4年度第2回事業評価委員会)
3) 環状第3号線(弁天町区間)事業説明会資料(事業説明会)
事業(弁天町)の状況
写真出典〕当サイト撮影(R7.6)
事業(弁天町)の状況
写真出典〕当サイト撮影(R7.6)
補助第74号線交点 (弁天町交差点)
補助第74号線(早稲田通り、都道25号線)が弁天町交差点で交差します。
弁天町交差点から鶴巻町交差点までは代表計画幅員30mで往復6車線で整備されています。
放射第7号線との重複区間
放射第7号線合流点 (鶴巻町交差点)
放射第7号線(新目白通り、都道8号線、放射第7号線)に鶴巻町交差点で突き当ります。
鶴巻町交差点からは放射第7号線に重複して東に向かい、江戸川橋交差点までは計画幅員33mで往復4〜6車線で、古川歩道橋の交差点までは計画幅員35mで往復4〜6車線で整備されています。
未供用等の区間(文京区)
放射第7号線分岐点 (古川歩道橋の交差点)
放射第7号線(目白通り、都道8号線)から古川歩道橋の架かる信号交差点で分岐します。
古川歩道橋の交差点から小石川五丁目交差点までは代表計画幅員25mで北に向かいますが、この区間は未整備です。
計画内容再検討区間(放射第7号線交点からJR山手線等交点まで)
環状第3号線の放射第7号線の交点からJR山手線等を越える寛永寺橋までの区間は、文京区道(播磨坂通り)が都市計画幅員で整備されているのと、補助第95号線の合流点からJR山手線までが都市計画幅員より狭い言問通りになっているのを除くと、未整備になっています。
環状第3号線の計画位置には縦断面略図のとおり谷地形が連続しています。 播磨坂通りが幹線道路としては急坂であるのに、計画線はそれより急勾配となる地形を抜けていくため、道路の構造形式などについて検討が必要です。 また、計画線には小石川植物園や根津神社などの他、江戸時代の由緒ある寺などもかかっています。
そのため、環状第3号線については「日暮里・谷中地区」のまちづくりを検討していく中で、整備に向けて道路線形、幅員、構造形式などの都市計画の見直しを検討していくものとされています 1) 。
放射第8号線交点 (小石川五丁目交差点)
放射第8号線(春日通り、国道254号)と小石川五丁目交差点で交差します。
小石川五丁目交差点から植物園前交差点までは文京区道(播磨坂通り)で、代表計画幅員40mで往復4車線で整備されています。
補助第79号線交点 (植物園前交差点)
補助第79号線(都道436号線)と植物園前交差点で交差します。
植物園前交差点の先に東京大学付属植物園があります。
植物園前交差点から白山下交差点付近までは、計画幅員15〜25mですが未整備です。
放射第9号線交点 (白山下交差点付近)
環状第3号線の計画線は放射第9号線(白山通り、都道301号線)と白山下交差点付近で交差し、環状第3号線支線3が放射第9号線に取り付いています。
白山下交差点は白山通りから旧白山通りが分岐する交差点で、環状第3号線との交点は白山下交差点の南になります。
白山下交差点付近から向丘歩道橋付近までは計画幅員18〜30mですが、この区間は未整備です。
放射第10号線交点 (向丘歩道橋付近)
環状第3号線の計画線は放射第10号線(本郷通り、都道455号線)と向丘歩道橋付近で交差します。
向丘歩道橋は本郷通りに架かる歩道橋で、近くにメトロ南北線の東大前駅や文京学院大学があります。
向丘歩道橋付近からは谷中六丁目交差点付近までは代表計画幅員27mですが、この区間は未整備です。
この先の根津神社入口交差点付近で補助第94号線(不忍通り、都道437号線)と交差します。
言問通りの区間
補助第95号線合流点 (谷中六丁目交差点付近)
補助第95号線(言問通り、都道319号線)が谷中六丁目交差点付近で合流します。
谷中六丁目交差点の南方に都立上野高校があります。
谷中六丁目交差点付近から言問通り(都道319号線)となり、JR山手線等との交点までは計画幅員27〜30mですが現道は幅員11m程度の往復2車線です。
放射第11号線起点 (寛永寺陸橋)
放射第11号線(尾竹橋通り、都道313号線)が寛永寺陸橋の下の鶯谷駅前交差点で分岐します。
寛永寺陸橋は計画幅員35mで整備されていて、陸橋の先から入谷交差点までは代表計画幅員30mで往復6車線で整備されています。
放射第12号線交点 (入谷交差点)
放射第12号線(昭和通り、国道4号)が入谷交差点で交差します。
入谷交差点から言問橋東交差点までは計画幅員22〜27mで往復4車線で整備されています。
放射第30号線交点 (西浅草三丁目交差点)
放射第30号線(国際通り、都道462号線)が西浅草三丁目交差点で交差します。
水戸街道(言問橋)の区間
補助第108号線交点、補助第109号線起点 (言問橋西交差点)
補助第108号線(江戸通り、国道6号、都道464号線)や補助第109号線(都道314号線)が言問橋西交差点で交差します。
言問橋は水戸街道(国道6号、国土交通大臣管理)です。
- 詳細 言問橋
三ツ目通りの区間
環状第3号線屈曲部、放射第13号線起点 (言問橋東交差点)
言問橋東交差点で環状第3号線が南に曲がるとともに、放射第13号線(水戸街道、国道6号)が分岐します。
言問橋東交差点からは三ツ目通り(都道319号線)で、白河三丁目交差点までは代表計画幅員30mですが、現道は幅員22m程度の往復4車線です。
放射第14号線交点 (石原三丁目交差点)
放射第14号線(蔵前橋通り、都道315号線)が石原三丁目交差点で交差します。
放射第15号線交点 (緑三丁目交差点)
放射第15号線(京葉道路、国道14号)が緑三丁目交差点で交差します。
放射第31号線交点 (菊川駅前交差点)
放射第31号線(新大橋通り、都道50号線)が菊川駅前交差点で交差します。
補助第111号線交点 (白河三丁目交差点)
補助第111号線(清洲橋通り、都道474号線)が白河三丁目交差点で交差します。
白河三丁目交差点から木場五丁目交差点までは、代表計画幅員30mで往復4車線で整備されています。
放射第29号線交点 (都立木場公園前交差点)
放射第29号線(葛西橋通り、都道475号線)が都立木場公園前交差点で交差します。
放射第16号線交点 (木場五丁目交差点)
放射第16号線(永代通り、都道10号線)が木場五丁目交差点で交差します。
木場五丁目交差点の先からは上に高速道路9号線(高速9号深川線)が高架で通り、辰巳交差点までは計画幅員36〜50mで往復6車線で整備されています。
環状第3号線終点、東京湾環状線交点 (辰巳交差点)
環状第3号線の終点は江東区の東京湾環状線(湾岸道路、国道357号)の辰巳交差点です。