放射第12号線は中央区の京橋一丁目交差点から埼玉県境に至る都市計画道路です。 昭和通りや日光街道で、4〜10車線の現道があるものの都市計画の幅員より狭い区間もあります。
放射第12号線の概要
現道 | 主要地点 |
---|---|
放射第12号線 起点(中央区日本橋三丁目) | 京橋一丁目交差点 |
昭和通り | 江戸橋一丁目交差点
首都高速江戸橋ジャンクション 本町三丁目交差点 岩本町交差点 万世橋交差点の東の交差点 台東一丁目交差点 台東四丁目交差点 上野駅交差点 入谷交差点 三ノ輪交差点 |
日光街道 | 大関横丁交差点 千住大橋 梅田交差点 梅島陸橋 西保木間交差点 |
放射第12号線 終点(足立区西保木間四丁目) | 水神橋、東京都埼玉県境 |
放射第12号線支線1 終点 | 毛長掘橋、東京都埼玉県境 |
放射第12号線は、中央区の放射第33号線(都道408号線、八重洲通り)の京橋一丁目交差点から、足立区の埼玉県境に至る延長15.3kmの都市計画道路です 1) 。
放射第12号線の都心側は昭和通りで、6〜10車線の現道があるものの、入谷交差点から大関横丁交差点までは都市計画の幅員より狭くなっています。
郊外側は日光街道で、4〜7車線の現道があるものの、大関横丁交差点から千住大橋の手前までは都市計画の幅員より狭くなっています。
1) 千代田区 都市計画概要、 中央区 都市計画施設概要、 荒川区 都市計画道路一覧
記載の都市計画道路の整備状況等は、記事作成時に資料から読み取った概況です。 正確な情報が必要な場合は、都市計画の部署等に問い合わせて下さい。
路線の案内図
※ 縮小や拡大ができる路線の案内図です。 マーカーにマウスを置いたり、画面にタッチすると、交差点名等が表示されます。
※ ブラウザや携帯によっては案内図が表示されないこともあります。
放射第12号線の整備の概況
昭和通りの区間
放射第12号線起点、放射第19号線起点、放射第33号線交点 (京橋一丁目交差点)
放射第12号線の起点は中央区の放射第19号線(昭和通り、都道316号線)や放射第33号線(都道408号線、八重洲通り)と接続する京橋一丁目交差点です。
京橋一丁目交差点からの放射第12号線は昭和通り(都道316号線)で、江戸橋ジャンクション付近までは代表計画幅員44mで概ね往復10車線で整備されています。
放射第16号線交点 (江戸橋一丁目交差点)
放射第16号線(永代通り、都道10号線)が江戸橋一丁目交差点で交差します。
首都高速江戸橋ジャンクション
日本橋川に架かる江戸橋付近に、高速都心環状線の江戸橋ジャンクションがあります。 江戸橋ジャンクション付近から昭和通りの上を高速道路1号線(高速1号上野線)が通るようになります。
江戸橋ジャンクションから上野駅交差点までは、代表計画幅員44mで高速1号上野線をはさんで往復6車線で整備されています。
補助第99号線交点 (本町三丁目交差点)
補助第99号線(江戸通り、国道4号、国道6号)の本町三丁目交差点の下を本町陸橋でくぐります。
本町三丁目交差点からの放射第12号線は国道4号(国土交通大臣管理)になります。
放射第15号線交点 (岩本町交差点)
放射第15号線(靖国通り、都道302号線)が岩本町交差点で交差します。
環状第2号線終点 (万世橋交差点の東の交差点)
環状第2号線(千代田区道)が万世橋交差点の東の交差点で接続します。
放射第14号線交点 (台東一丁目交差点)
放射第14号線(蔵前橋通り、台東区道、都道315号線)が台東一丁目交差点で交差します。
放射第8号線起点、補助第102号線起点 (台東四丁目交差点)
放射第8号線(春日通り、都道453号線)と補助第102号線(春日通り、都道453号線)とが台東四丁目交差点で接続します。
放射第28号線終点 (上野駅交差点)
放射第28号線(中央通り、都道452号線)が上野駅交差点で合流します。
上野駅交差点から入谷交差点までは代表計画幅員40mで往復6車線で整備されています。
環状第3号線交点 (入谷交差点)
環状第3号線(言問通り、都道319号線)が入谷交差点で交差するとともに、高速1号上野線が入谷出入口で終点になります。
入谷交差点から大関横丁交差点までは代表計画幅員40mですが、現道は幅員33m程度の往復6車線です。
放射第30号線終点 (三ノ輪交差点)
放射第30号線(国際通り、都道462号線)が三ノ輪交差点で合流します。
日光街道の区間
環状第4号線交点 (大関横丁交差点)
環状第4号線(明治通り、都道306号線)が大関横丁交差点で交差します。
大関横丁交差点からは日光街道(国道4号、国土交通大臣管理)で、千住大橋の手前までは代表計画幅員27mですが、現道は幅員22〜25m程度の往復5車線です。
千住大橋
日光街道は隅田川を千住大橋で渡ります。
千住大橋の前後は計画幅員30〜57mで往復5〜7車線で、千住大橋の先から梅田交差点までは計画幅員35mで往復6車線で整備されています。
補助第136号線交点 (梅田交差点)
補助第136号線(江北橋通り、都道450号線、都道467号線)の梅田交差点の上を陸橋で越えます。
梅田交差点から東京都埼玉県境までは代表計画幅員25mで往復4車線で整備されていますが、 補助第138号線との立体交差の計画部では都市計画の幅員が満たせていません。
環状第7号線交点 (梅島陸橋)
環状第7号線(環七通り、都道318号線)が梅島陸橋で放射第12号線の上を越えます。
放射第12号線支線1分岐点 (西保木間交差点)
放射第12号線支線1(国道4号草加バイパス)が西保木間交差点で分岐します。
放射第12号線は日光街道(都道49号線)として北に向かいます。
放射第12号線終点 (水神橋、東京都埼玉県境)
放射第12号線の終点は東京都足立区と埼玉県草加市との境の毛長川を渡る水神橋で、草加市側は草加3・5・23号線(足立越谷線、埼玉県道49号足立越谷線)として都市計画されています。
参考〕放射第12号線支線1終点 (毛長掘橋、東京都埼玉県境)
放射第12号線支線1の終点は東京都足立区と埼玉県草加市との境の毛長川を渡る毛長掘橋で、草加市側は草加3・4・6号線(国道4号線、国道4号草加バイパス)として都市計画されています。