放射第10号線は千代田区の大手町交差点から北区の新荒川大橋に至る都市計画道路です。 主に本郷通りと北本通りで、4車線以上の現道があるものの都市計画より狭い区間があります。
〔目次〕
放射第10号線(神谷陸橋)
写真出典〕当サイト撮影(R4.8)
放射第10号線の概要
| 現道 | 主要地点 |
|---|---|
| 放射第10号線 起点(千代田区大手町一丁目) | 大手町交差点 |
| 日比谷通り | |
| 本郷通り | 神田橋交差点 小川町交差点 聖橋 サッカーミュージアム入口交差点 壱岐坂上交差点 本郷三丁目交差点 環状第3号線交点 上富士前交差点 |
| 明治通り | 飛鳥山交差点 |
| 北本通り | 王子駅前の交差点 尾長橋トンネル 神谷陸橋 |
| 未供用 | 赤羽岩淵駅交差点 |
| 放射第10号線 終点(北区岩淵町) | 新荒川大橋、東京都埼玉県境 |
放射第10号線は、千代田区の環状第1号線(永代通り、都道403号線、日比谷通り、国道1号)の大手町交差点から、北区の埼玉県境の新荒川大橋に至る、延長13.5kmの代表計画幅員27mの都市計画道路です 1) 。
放射第10号線の都心側は日比谷通り(一部)や本郷通り(都道403号線)で、4〜7車線の現道がありますが都市計画より狭い区間もあります。
郊外側は明治通り(一部)や北本通り(国道122号)で、大半に4〜6車線の現道がありますが、事業中の区間があります。 新荒川大橋の手前に現道のない区間があります。
1) 千代田区 都市計画概要、 文京区 都市計画情報、 豊島区の街づくり、 北区 都市計画図
記載の都市計画道路の整備状況等は、記事作成時に資料から読み取った概況です。 正確な情報が必要な場合は、都市計画の部署等に問い合わせて下さい。
路線の案内図
※ 縮小や拡大ができる路線の案内図です。 マーカーにマウスを置いたり、画面にタッチすると、交差点名等が表示されます。
※ ブラウザや携帯によっては案内図が表示されないこともあります。
放射第10号線の整備の概況
日比谷通りの区間
放射第10号線起点、放射第16号線起点、環状第1号線交点 (大手町交差点)
放射第10号線の起点は、環状第1号線(永代通り、都道403号線、日比谷通り、国道1号)や放射第16号線(永代通り、国道1号)と接続する大手町交差点です。
大手町交差点からの放射第10号線は日比谷通り(都道403号線)で、神田橋交差点までは代表計画幅員36mで概ね往復6車線で整備されています。
本郷通りの区間
補助第96号線交点 (神田橋交差点)
補助第96号線(都道402号線)が神田橋交差点で交差します。
神田橋からの放射第10号線は本郷通り(都道403号線)で、小川町交差点までは代表計画幅員33mで往復6車線で整備されています。
放射第15号線交点 (小川町交差点)
放射第15号線(靖国通り、都道302号線)が小川町交差点で交差します。
小川町交差点からサッカーミュージアム入口交差点までは代表計画幅員27mで往復4車線で整備されています。
環状第2号線交点 (聖橋)
環状第2号線(外堀通り、都道405号線)の上を聖橋で越えます。 環状第2号線と放射第10号線とは直接のアクセスはしていません。
先の湯島聖堂前交差点から、放射第10号線は国道17号(国土交通大臣管理)になります。
放射第14号線起点 (サッカーミュージアム入口交差点)
放射第14号線(蔵前橋通り、文京区道)がサッカーミュージアム入口交差点で合流します。
サッカーミュージアム入口交差点から壱岐坂上交差点までは代表計画幅員33mで概ね往復6車線で整備されています。
放射第25号線終点 (壱岐坂上交差点)
放射第25号線(文京区道、壱岐坂)が壱岐坂上交差点で分岐します。
壱岐坂上交差点から本郷三丁目交差点までは代表計画幅員27mで往復4車線で整備されています。
放射第8号線交点 (本郷三丁目交差点)
放射第8号線(春日通り、国道254号、都道453号線)が本郷三丁目交差点で交差します。
本郷三丁目交差点から環状第3号線交点を経て向丘二丁目交差点(都道452号線、補助第178号線交点、Google Map)までは代表計画幅員27m、その先は冨士神社入口交差点(補助180号線交点、Google Map)付近までは代表計画幅員30mですが、現道は幅員22m程度の往復4車線です。 冨士神社入口交差点付近から上富士前交差点までは計画幅員30mで往復4車線で整備されています。
放射第10号線は東大農学部の前の交差点から本郷通り(都道453号線)になります。
環状第3号線交点 (向丘歩道橋付近)
計画線の交点の近くにはメトロ南北線の東大前駅や文京学院大学があります。
環状第4号線交点 (上富士前交差点)
環状第4号線(不忍通り、都道437号線)が上富士前交差点で交差します。
上富士前交差点からJR山手線交点の先までは代表計画幅員30mで概ね往復6車線で整備されています。 JR山手線交点の先から飛鳥山交差点までは代表計画幅員27mですが、現道は幅員22m程度の概ね往復4車線です。
明治通りの区間
環状第5の1号線終点 (飛鳥山交差点)
環状第5の1号線(明治通り、国道122号)が飛鳥山交差点で接続します。
飛鳥山交差点から王子駅前の交差点までは明治通り(国道122号)で、代表計画幅員34mですが現道は中央に都電荒川線の併用軌道がある幅員30〜34mの往復6車線です。
北本通りの区間
補助第88号線起点 (王子駅前の交差点)
王子駅前の交差点で放射第10号線(北本通り、国道122号)が北に曲がるとともに、補助第88号線(明治通り、都道501号線)が分岐します。
王子駅前の交差点から赤羽岩淵駅交差点までは北本通り(国道122号)で、計画幅員30mや35mの区間が一部あるものの代表計画幅員は27mで、往復4〜6車線で整備されています。
環状第5の2号線起点、補助第85号線交点 (尾長橋トンネル)
環状第5の2号線(都道306号王子千住夢の島線)が王子三丁目交差点の下の尾長橋トンネルで合流します。
王子三丁目交差点には補助第85号線(都道455号線、北区道)も接続しています。
郊外方向からみた尾長橋トンネル
写真出典〕当サイト撮影(R1.5)
郊外側から見ると、放射第10号線の中央に尾長橋トンネルがあり環状第5の2号線に入ります。
環状第7号線交点 (神谷陸橋)
環状第7号線(環七通り、都道318号線)が宮堀交差点の上を神谷陸橋で越えます。
赤羽岩淵駅交差点の手前で街路事業(放射第10号線 岩淵)が行われています。
放射第10号線(岩淵)街路事業
事業(岩淵)の工事中の状況
写真出典〕当サイト撮影(R4.8)
志茂五丁目交差点(北区道、補助第246号線交点、Google Map)から赤羽岩淵駅交差点までの延長430mは、放射第10号線(岩淵)として現道幅員25m程度から計画幅員30m(車道幅員22m、両側歩道4m)への拡幅が行われています。
放射第10号線(岩淵)は昭和62年(1987)6月に街路事業の認可を得て、令和6年(2024)11月に往復6車線で開放されています 1) 2) 。
1) 放射第10号線(岩淵)(東京都第六建設事務所)
2) 放射第10号線(岩淵)の整備について(令和6年11月、東京都第六建設事務所)
未供用の区間
放射第10号線屈曲点、環状第8号線終点、補助第89号線終点 (赤羽岩淵駅交差点)
赤羽岩淵駅交差点(放射第10号線屈曲点、
環状第8号線終点、補助第89号線終点)
写真出典〕当サイト撮影(R4.8)
放射第10号線は赤羽岩淵駅交差点で北に曲がるとともに、環状第8号線(北本通り、国道122号)や補助第89号線(北区道、東本通り)と接続します。
赤羽岩淵駅交差点から新荒川大橋の手前までは代表計画幅員30mですが、この区間に現道はなく都市計画の見直しが行われています。 北本通りは環状第8号線から放射第10号線支線1を経て新荒川大橋に至ります。
計画内容再検討区間 (赤羽岩淵駅交差点〜新荒川大橋)
現在の都市計画では、赤羽岩淵駅交差点から北に向かう未整備の区間が放射第10号線で、北本通りの区間は環状第8号線と放射第10号線支線1になっています。
この区間は平成28年(2016)に骨格幹線道路網の形成に向けて検討が必要とされ、現在の放射第10号線を廃止して、環状第8号線の一部と放射第10号線支線1を新たな放射第10号線にする都市計画変更の手続きが進んでいます 1) 2) 。
1) 第2章 4 計画内容再検討路線(エ)(東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画))
2) 第311号議案「東京都市計画道路幹線街路放射第10号線及び環状第8号線の変更について」(東京都決定)に関する資料(北区都市計画審議会)
放射第10号線終点 (新荒川大橋、東京都埼玉県境)
新荒川大橋の手前で、赤羽交差点から北本通り(国道122号)として北に向かう放射第10号線支線1と合流します。
放射第10号線支線1は代表計画幅員25mで往復4〜5車線で整備されています。
新荒川大橋は計画幅員22.2mで、往復4車線で整備されています。
放射第10号線の終点は東京都北区と埼玉県川口市との境の荒川を渡る新荒川大橋で、川口市側は川口3・3・49号線(日光東京線、国道122号)として都市計画されています。