放射第13号線は墨田区の言問橋東交差点からに至る都市計画道路です。 大半が水戸街道で四ツ木橋が往復2車線の他は往復4〜5車線ですが、都市計画の幅員より狭い区間や拡幅事業中の区間があります。
〔目次〕

放射第13号線(水戸街道 四ツ木陸橋)
写真出典〕当サイト撮影(H31.3)
放射第13号線の概要
現道 | 主要地点 |
---|---|
放射第13号線 起点(墨田区向島二丁目) | 言問橋東交差点 |
水戸街道 | 東向島交差点 四ツ木橋 四ツ木陸橋 青砥陸橋 |
都道501号線、都道471号線、都道54号線 | 金町高架橋の下の交差点 |
放射第13号線 終点(葛飾区東金町八丁目) | 葛飾橋、東京都千葉県境 |
放射第13号線支線1 起点 | 東京スカイツリー駅北交差点 |
墨田区道 | 曳舟川交差点 |
国道6号 | 更生橋交差点 |
放射第13号線支線1 終点 | 四ツ木橋と新四ツ木橋の合流点 |
放射第13号線支線2 | 新葛飾橋、東京都千葉県境 |
放射第13号線は、墨田区の環状第3号線(三ツ目通り、都道319号線)の言問橋東交差点から、葛飾区の千葉県境の葛飾橋に至る延長11.1kmの都市計画道路です。
放射第13号線の大半は水戸街道(国道6号)で四ツ木橋が往復2車線の他は往復4〜5車線ですが、都市計画の幅員より狭い区間や拡幅事業中の区間があります。
千葉県境付近は旧水戸街道の都道で、往復2車線の葛飾橋の他は都市計画幅員の往復4車線で整備されています。
記載の都市計画道路の整備状況等は、記事作成時に資料から読み取った概況です。 正確な情報が必要な場合は、都市計画の部署等に問い合わせて下さい。
路線の案内図
※ 縮小や拡大ができる路線の案内図です。 マーカーにマウスを置いたり、画面にタッチすると、交差点名等が表示されます。
※ ブラウザや携帯によっては案内図が表示されないこともあります。
放射第13号線の整備の概況
水戸街道の区間
放射第13号線起点、環状第3号線交点 (言問橋東交差点)
放射第13号線の起点は墨田区の環状第3号線(三ツ目通り、都道319号線)の言問橋東交差点です。
言問橋東交差点からの放射第13号線は水戸街道(国道6号、国土交通大臣管理)で、四ツ木橋の手前までは代表計画幅員30mですが現道は幅員22m程度の往復4車線です。
環状第4号線交点 (東向島交差点)
環状第4号線(明治通り、都道306号線)が東向島交差点で交差します。
四ツ木橋
放射第13号線は荒川と綾瀬川を四ツ木橋で渡り、高速中央環状線の下をくぐります。
四ツ木橋は計画幅員15.25mで往復2車線で整備されています。
四ツ木橋の下流側に、放射第13号線支線1として新四ツ木橋が計画幅員15.25mで往復4車線で整備されていて、四ツ木橋の先で合流します。
放射第13号線支線1の合流点から四ツ木陸橋の先までは代表計画幅員35mで往復4車線で整備されています。
補助第140号線交点 (四ツ木陸橋)
補助第140号線(平和橋通り、都道308号線、都道60号線)の本田(ほんでん)広小路交差点の上を四ツ木陸橋で越えます。
四ツ木陸橋の先から青砥陸橋までは代表計画幅員35mですが現道は幅員25m程度の往復4車線です。
環状第7号線交点 (青砥陸橋)
環状第7号線(環七通り、都道318号線)が青砥陸橋で放射第13号線の青戸八丁目交差点の上を越えます。
青砥陸橋から中川大橋までは代表計画幅員35mで往復6車線で整備されています。 中川大橋の先から金町高架橋の手前(補助第282号線交点)までは、代表計画幅員30mですが現道は幅員25m程度の往復4〜5車線で、拡幅事業(国道6号 新宿拡幅)が行われています。
国道6号(新宿拡幅)改築事業
中川に架かる中川大橋の先(Google Map)から江戸川に架かる新葛飾橋の手前(Google Map)までの延長2.1kmで、往復4車線の現道を往復6車線に拡幅する新宿拡幅行われています。
金町二丁目交差点(葛飾区道、補助第282号線交点、Google Map)の都心側の延長0.9kmは新宿地区で事業中です。
郊外側は金町地区で京成金町線や補助143号線(柴又街道、都道501号線)を越える金町高架橋を含む延長1.2kmで、昭和48年度(1973)に用地取得に着手し平成5年(1993)に立体部を、平成8年(1995)に街路部を供用しています 1) 2) 。
1) 国道6号(新宿拡幅)(首都国道事務所)
2) 一般国道6号新宿拡幅(平成29年7月7日、関東地方整備局事業評価監視委員会)
3) 新金線の旅客化検討(葛飾区)
国道6号(新宿拡幅)新宿地区 改築事業

事業(新宿地区)の状況
写真出典〕当サイト撮影(R4.6)
中川に架かる中川大橋の先(Google Map)から金町二丁目交差点(葛飾区道、補助第282号線交点、Google Map)までの新宿地区は延長0.9kmで、中川大橋東交差点(葛飾区道、補助276号線)を越える立体部は計画幅員35m、その他は計画幅員30mに拡幅する改築事業が行われています。
新宿地区は平成17年度(2005)に用地取得に着手して現道拡幅が進められています。 中川大橋東交差点の立体化は社会情勢等を踏まえて着手することになっていて、JR新金貨物線の高架化は検討段階です 1) 2) 3) 。
都県道の区間
放射第13号線支線2分岐点 (金町高架橋の下の交差点)
放射第13号線支線2(水戸街道、国道6号金町バイパス、国土交通大臣管理)が金町高架橋の下の交差点で放射第13号線(都道501号線、都道471号線、都道54号線、旧水戸街道)から分岐します。
金町高架橋の下の交差点から外郭環状葛飾線との交点までの放射第13号線は代表計画幅員25mで往復4車線で整備されています。
外郭環状葛飾線交点
外郭環状葛飾線(国道298号)が放射第13号線の上を越えます。 外郭環状葛飾線と放射第13号線は、外郭環状葛飾線の内回りから放射第13号線の都心方向のみが接続しています。
外郭環状葛飾線との交点から東京都千葉県境までは計画幅員24〜34mですが往復2車線です。
放射第13号線終点 (葛飾橋、東京都千葉県境)
放射第13号線(東京都道54号線)の終点は東京都葛飾区と千葉県松戸市との境の江戸川を渡る葛飾橋です。 松戸市側は松戸3・4・16号線(葛飾橋矢切線、千葉県道54号松戸草加線)として都市計画されています。
放射第13号線支線1
放射第13号線支線1起点、補助第114号線交点 (東京スカイツリー駅北交差点)
放射第13号線支線1の起点は、補助第114号線(墨田区道、曳舟川通り)の東京スカイツリー駅北交差点です。
東京スカイツリー駅北交差点から更生橋交差点までは墨田区道(曳舟川通り)で、代表計画幅員20mですが現道は幅員18m程度の往復2車線です。
環状第4号線交点 (曳舟川交差点)
環状第4号線(明治通り、都道306号線)と曳舟川交差点で交差します。
補助第120号線交点 (更生橋交差点)
補助第120号線(ゆりのき橋通り、都道449号線)と更生橋交差点で交差します。
放射第13号線支線1は更生橋交差点から国道6号(国土交通大臣管理)となり、新四ツ木橋までは計画幅員33m、新四ツ木橋は計画幅員15.25mで、往復4車線で整備されています。
放射第13号線支線1終点、放射第13号線合流点 (四ツ木橋と新四ツ木橋の合流点)
新四ツ木橋の北東側で放射第13号線(水戸街道、国道6号、四ツ木橋、、国土交通大臣管理)と放射第13号線支線1(国道6号、新四ツ木橋、国土交通大臣管理)とが合流します。
放射第13号線支線2
放射第13号線支線2終点 (新葛飾橋、東京都千葉県境)

新葛飾橋(放射第13号線支線2終点、東京都千葉県境)
写真出典〕当サイト撮影(H31.4)
放射第13号線支線2(水戸街道、国道6号金町バイパス、国土交通大臣管理)の終点は東京都葛飾区と千葉県松戸市との境の江戸川を渡る新葛飾橋です。 松戸市側は松戸3・4・10号線(松戸国道6号線、国道6号)として都市計画されています。