環七通りは、大田区東海の湾岸道路から、江戸川区臨海町の湾岸道路に至る延長57kmの4~6車線の環状方向の都道です。
環七通りはほとんどの立体交差が優先される形状で整備されていて、東側の区間の沿道にはJR亀有駅、京成青砥駅、メトロ葛西駅などがあります。
〔目次〕

大和町交差点(中仙道交点)を抜ける環七通り
写真出典〕当サイト撮影(R1.5)
環七通りの概要
東京都通称道路名 | No.56 環七通り (昭和38年東京都告示) |
道路法の路線名 | 都道318号環状七号線 |
都市計画道路名 | 環状第7号線 |
主な交差道路 | 交差点名 | ||
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起 点 |
南 側 |
湾岸道路 | 環七大井ふ頭交差点 大田区東海一丁目 |
海岸通り | 平和島の立体交差 | ||
第一京浜 | 大森陸橋 | ||
池上通り | 春日橋陸橋 | ||
第二京浜 | 松原橋 | ||
中原街道 | 南千束交差点 | ||
目黒通り | 柿ノ木坂陸橋 | ||
駒沢通り | 駒沢陸橋 | ||
玉川通り | 上馬交差点 | ||
世田谷通り | 若林交差点 | ||
淡島通り | 若林陸橋 | ||
井ノ頭通り | 大原二丁目交差点 | ||
甲州街道 | 大原陸橋 | ||
北 側 |
|||
方南通り | 方南町交差点 | ||
青梅街道 | 高円寺陸橋 | ||
大久保通り | 大久保通り入口交差点 | ||
早稲田通り | 大和陸橋 | ||
新青梅街道 | 丸山陸橋 | ||
目白通り | 豊玉陸橋 | ||
千川通り | 桜台陸橋 | ||
要町通り | 武蔵野病院前交差点 | ||
川越街道 | 板橋中央陸橋 | ||
中仙道 | 大和町交差点 | ||
北本通り | 神谷陸橋 | ||
東 側 |
鳩ヶ谷街道 | 椿一丁目交差点 | |
尾久橋通り | 江北陸橋下交差点 | ||
尾竹橋通り | 満願寺前交差点 | ||
日光街道 | 梅島陸橋 | ||
川の手通り | 綾瀬警察署前交差点 | ||
江北橋通り | 亀有二丁目交差点 | ||
水戸街道 | 青戸八丁目交差点 | ||
奥戸街道 | 奥戸陸橋 | ||
蔵前橋通り | 環七総武陸橋 | ||
千葉街道 | 松本連続陸橋 | ||
京葉道路 | 京葉陸橋 | ||
新大橋通り | 葛西工業高校前交差点 | ||
葛西橋通り | 長島陸橋 | ||
清砂大橋通り | 東葛西七丁目交差点 | ||
終 点 |
湾岸道路 | 葛西臨海公園前交差点 江戸川区臨海町四丁目 |
東京都が通称道路名として定めている環七通りは、大田区東海の湾岸道路の環七大井ふ頭交差点から、江戸川区臨海町の湾岸道路の葛西臨海公園前交差点に至る延長57kmの往復4~6車線の環状方向の都道です。
環七通りは、放射方向の道路で都心に向かい他の放射方向の道路に出る通過交通を、環七通りで広域的に分散して都心部の交通量をさげる機能をもつ環状道路のため、走行性が重視されほとんどの立体交差が優先される形状で整備されています。
環七通りの起点から荒川を渡る鹿浜橋までの南側と北側の区間は、放射方向の鉄道と交差するものの周辺に集積の大きな駅はありません。 荒川から終点までの東側の区間は、環八通りがないため都内で最も外側の環状方向の幹線道路になっていて、沿道にはJR亀有駅、京成青砥駅、メトロ葛西駅などがあります。
環七通りは延長が長いため、南側、北側、東側の3区間に分けて紹介します。
路線の案内図
































































































※ 縮小や拡大ができる路線の案内図です。 マーカーにマウスを置いたり、画面にタッチすると、交差点名等が表示されます。
※ ブラウザや携帯によっては案内図が表示されないこともあります。
環七通りの現況
環七通り(南側)の現況

東急世田谷線の若林踏切を渡る環七通り
写真出典〕当サイト撮影(R1.7)
環七通りの起点の大田区の湾岸道路の環七大井ふ頭交差点から、目黒区や世田谷区を経て、杉並区の甲州街道の大原陸橋までの環七通りの南側区間は4~6車線の都道です。
環七通りの南側区間は、起点付近は物流のウェイトが高い路線ですが、順次、放射方向の道路同士を連絡する環状道路としての機能が高まっていきます。
環状方向の道路のため、放射方向の鉄道とは適宜交差しますが、環七通りの南側の沿線には周辺の集積が大きい駅はありません。
- 詳細 環七通り(南側)の現況
環七通り(北側)の現況

大和町交差点(中仙道交点)を抜ける環七通り
写真出典〕当サイト撮影(R1.5)
環七通りの杉並区の甲州街道の大原陸橋から、中野区、練馬区、板橋区を経て、北区の鹿浜橋で荒川を渡るまでの環七通りの北側区間は4~6車線の都道です。
環七通りの北側区間も順次、放射方向の道路を結び、放射方向の鉄道と交差しますが周辺の集積が大きい駅はありません。
- 詳細 環七通り(北側)の現況
環七通り(東側)の現況

葛西駅の下をくぐる環七通り
写真出典〕当サイト撮影(H30.12)
環七通りが鹿浜橋で荒川を渡り、足立区、葛飾区を経て、終点の江戸川区の湾岸道路の葛西臨海公園前交差点に至る環七通りの東側区間は4~6車線の都道です。
環七通りの東側区間は、環八通りがないために都内で最も外側の環状方向の幹線道路になっており、沿道には東武西新井駅、JR亀有駅、京成青砥駅、都営一之江駅、メトロ葛西駅、JR葛西臨海公園駅があります。
- 詳細 環七通り(東側)の現況