都道302号新宿両国線のうち、靖国通りと併行して西武新宿駅の北側を抜けるルートは、余丁町通り、職安通り、税務署通りと呼ばれる区間を含む往復4車線の都道です。
〔目次〕

JR中央線の西方の都道302号線
写真出典〕当サイト撮影(R4.6)
都道302号余丁町・職安・税務署通りの概要
東京都通称道路名 | なし |
新宿区道路通称名 | なし |
道路法の路線名 | 都道302号新宿両国線 |
都市計画道路名 | 放射第6号線 |
主な交差道路 | 交差点名 | |
---|---|---|
靖国通り | 住吉町交差点 | |
都道433号線 | 抜弁天交差点 | |
明治通り | 新宿七丁目交差点 | |
青梅街道 | 淀橋交差点 |
都道302号線(新宿両国線)は中央区と新宿区とを結ぶ延長10kmの都道で、メインのルートは靖国通りとして知られています。
都道302号線は、都営新宿線の曙橋駅付近から、メトロ丸の内線の西新宿駅の先まで、2つのルートに分かれます。 靖国通りではないルートは東京都の通称道路名はないものの、新宿区の資料などで余丁町通り、職安通り、税務署通りと呼ばれる区間が含まれます。 この区間は往復4車線の都道で西武新宿線の北側を抜けます。 このページでは、このルートを東から西に向かって紹介します。
路線の案内図
※ 縮小や拡大ができる路線の案内図です。 マーカーにマウスを置いたり、画面にタッチすると、交差点名等が表示されます。
※ ブラウザや携帯によっては案内図が表示されないこともあります。
都道302号余丁町・職安・税務署通りの現況
余丁町通り
住吉町交差点から抜弁天交差点までは、地域で余丁町通りと呼ばれています。
住吉町交差点 (靖国通り交点)

靖国通りからみた住吉町交差点
写真出典〕当サイト撮影(R4.5)
都道302号線(新宿両国線)は住吉町交差点で2本に分岐します。 南西方面に進む都道302号線は靖国通り(放射第24号線)で、北西方面に進む都道302号線は余丁町通り(放射第6号線)と呼ばれています。
靖国通りを東から西に向かって住吉町交差点に至ったとき、交差点を右折すると都道302号線(新宿両国線、余丁町通り、放射第6号線)に入ります。
住吉町交差点の東に都営新宿線の曙橋駅があります。
この先の名前のない信号交差点で、環状第4号線が右側に接続しています。
このルートは、都市計画道路としては放射第6号線になります。
地域で呼ばれる通称がない区間
抜弁天交差点から新宿七丁目交差点までは、浸透している地域で呼ばれる名称は無いようです。
抜弁天交差点 (都道433号線交点)
都道433号線(神楽坂高円寺線、放射第25号線)が抜弁天交差点で合流します。 都道302号線は交差点を左に曲がり、右折すると都道433号線で飯田橋方面に向かいます。 抜弁天交差点は都営大江戸線の若松河田駅と東新宿駅の間に位置します。

抜弁天交差点(都道433号線交点)
写真出典〕当サイト撮影(R4.5)
職安通りの区間
新宿七丁目交差点から北新宿百人町交差点までは、地域で職安通りと呼ばれています。
新宿七丁目交差点 (明治通り交点)
明治通り(都道305号線、環状5の1号線)と新宿七丁目交差点で交差します。 明治通りに左折すると渋谷方面に、右折すると池袋方面に向かいます。 新宿七丁目交差点の下にメトロ副都心線と都営大江戸線の東新宿駅があります。

新宿七丁目交差点(明治通り交点)
写真出典〕当サイト撮影(R4.5)
西武新宿線、JR山手線交点
西武新宿線やJR山手線の下と、JR中央線の下をアンダーパスでくぐります。
アンダーパスの南に西武新宿駅があり、アンダーパスの先の北新宿百人町交差点で新宿区道(小滝橋通り)と交差します。
税務署通りの区間
北新宿百人町交差点から淀橋交差点までは、地域で税務署通りと呼ばれています。
淀橋交差点 (青梅街道合流点)

淀橋交差点(青梅街道合流点)
写真出典〕当サイト撮影(R4.6)
都道302号線(新宿両国線、税務署通り、放射第6号線)の東京都通称道路名がない区間は青梅街道(都道4号線、放射第6号線、放射第24号線)と合流する淀橋交差点までになります。 青梅街道を郊外側に曲がると高円寺方面に、都心側に曲がると市ヶ谷方面に向かいます。
淀橋交差点はメトロ丸ノ内線の西新宿駅と中野坂上駅の間に位置します。
郊外側から青梅街道を淀橋交差点に至ったとき、経路案内標識の飯田橋方面との案内に従って道なり左に進むと、都道302号線に入ります。