環二通りは外堀通りと湾岸道路とを結ぶ、築地虎ノ門トンネルや運河を越える連続した橋梁からなる4〜6車線の道路です。
虎ノ門ヒルズの下を通り、晴海フラッグや豊洲市場、有明テニスの森を結びます。
〔目次〕
虎ノ門ヒルズの下に入る環二通り
写真出典〕当サイト撮影(H30.12)
環二通りの概要
| 東京都通称道路名 | No.138 環二通り (平成26年東京都告示) |
| 道路法の路線名 | 都道405号外濠環状線 都道481号 新橋日の出ふ頭線 都道50号東京市川線 都道484号豊洲有明線 |
| 都市計画道路名 | 環状第2号線 |
| 主な交差道路 | 交差点名 | |
|---|---|---|
| 起 点 |
外堀通り | 赤坂一丁目交差点 港区虎ノ門二丁目 |
| 桜田通り | 虎ノ門二丁目交差点 | |
| 都道301号線 | 愛宕一丁目交差点 | |
| 日比谷通り | 新橋四丁目交差点 | |
| 第一京浜 | 東新橋一丁目交差点 | |
| 都道481号線 | 汐留駅付近の交差点 | |
| 海岸通り 新大橋通り |
汐先橋交差点 | |
| 新大橋通り | 旧青果門交差点 | |
| 清澄通り | 勝どき陸橋 | |
| 都道304号線 | 月島警察署前交差点 | |
| 都道484号線 | 豊洲市場前交差点 | |
| 終 点 |
湾岸道路 | 有明中央橋交差点 江東区有明二丁目 |
東京都が通称道路名として定めている環二通りは、港区虎ノ門の外堀通りの赤坂一丁目交差点から、晴海や豊洲などの湾岸地域を抜けて、江東区有明の湾岸道路の有明中央橋交差点に至る延長6kmの都道です。
都心側は往復4車線の築地虎ノ門トンネルによる地下の道路と、地上部道路の新虎通りがセットになっています。 湾岸側は水域を越える4車線の橋梁が連続しています。
都心側では虎ノ門ヒルズの下を通り、湾岸側では晴海フラッグや豊洲市場、有明テニスの森を結び、近くにはタワーマンションも多く建っています。
環二通りは都市計画道路の環状第2号線として計画され、虎ノ門から新橋までの区間は立体道路制度の創設を契機に事業化され、新橋から有明までの区間は臨海副都心への再編を誘導する道路として延伸されました。
都心部の地下トンネルや臨海部の橋梁など多くの構造物からなる道路で、計画決定の前に整備されていたために改良が必要な交差施設も多いため、多くの構造物工事が行われました。
路線の案内図
※ 縮小や拡大ができる路線の案内図です。 マーカーにマウスを置いたり、画面にタッチすると、交差点名等が表示されます。
※ ブラウザや携帯によっては案内図が表示されないこともあります。
環二通りの現況
虎ノ門〜新橋(築地虎ノ門トンネル)
環二通りの本線は、外堀通りの起点からは平面の道路で始まり、桜田通りの先で4車線の築地虎ノ門トンネルに入り、新大橋通りの先の築地市場跡地で地上に出てくる道路です。
赤坂一丁目交差点 (環二通り起点、外堀通り交点)
環二通りの起点は外堀通り(都道405号線、補助第1号線、環状第2号線)の赤坂一丁目交差点です。
外堀通りを内回りで溜池方面からきたとき、経路案内標識の都道405号線、新橋や汐留との案内に従って右折すると環二通りに入ります。
赤坂一丁目交差点の北側に特許庁が、南側に虎の門病院があります。
赤坂一丁目交差点からの環二通りは都道405号外濠環状線で環状第2号線です。
赤坂一丁目交差点からみた環二通り
写真出典〕当サイト撮影(H30.11)
虎ノ門二丁目付近の横断面図
図表出典〕環状第2号線 事業概要
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/kensetsu/000059662
虎ノ門二丁目交差点 (桜田通り交点)
桜田通り(国道1号、補助第2号線)と虎ノ門二丁目交差点で交差します。 桜田通りに左折すると日本橋や桜田門方面に、右折すると横浜や五反田方面に向かいます。
虎ノ門二丁目交差点の下にメトロ日比谷線の虎ノ門ヒルズ駅があります。
トンネル区間の横断面図(新橋四丁目付近)
図表出典〕環状第2号線 事業概要
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/kensetsu/000059662
環二通りは虎ノ門二丁目交差点の先で、虎ノ門ヒルズの下の自動車専用の築地虎ノ門トンネルに入ります。
地上部道路(新虎通り 他)
虎ノ門ヒルズの東側から第一京浜を経て海岸通りの汐先橋交差点まで、環二通りの築地虎ノ門トンネルの地上部に道路があります。
地上部道路のうち、虎ノ門ヒルズの東側から第一京浜までは幅員40mの道路で新虎通りという愛称が付けられています。 第一京浜と海岸通りの間の汐留シオサイト内は幅員48〜55mの道路で、ゆりかもめの汐留駅の下を通ります。
愛宕一丁目交差点 (新虎通り起点)
虎ノ門ヒルズの東側の都道301号線(白山祝田田町線、愛宕下通り、放射第21号線)と交差する愛宕一丁目交差点から、環二通りの地上部道路の新虎通りが始まります。
新橋四丁目交差点 (日比谷通り交点)
日比谷通り(都道409号線、放射第20号線)と新虎通りとは新橋四丁目交差点で交差します。 日比谷通りに左折すると日比谷方面に、右折すると芝公園方面に向かいます。
新橋四丁目交差点の先に、築地虎ノ門トンネルから新虎通りに出る新橋ランプがあります。
東新橋一丁目交差点 (第一京浜交点)
第一京浜(国道15号、放射第19号線)と東新橋一丁目交差点で交差します。 第一京浜に左折すると日本橋や銀座方面に、右折すると川崎や品川方面に向かいます。
東新橋一丁目交差点の先でJR山手線や東海道本線などの跨道橋をくぐり、汐留シオサイトに入ります。 交差点の先の沿道に日本テレビや汐留タワー、共同通信社などがあります。
東新橋一丁目交差点からの環二通りは都道481号新橋日の出ふ頭線です。
ゆりかもめ汐留駅付近の交差点 (都道481号線交点)
上にゆりかもめの汐留駅がある汐留駅付近の交差点で都道481号線(新橋日の出ふ頭線、補助第313号線)と交差します。
汐留駅付近の交差点の先に電通本社や東京汐留ビルディングがあり、交差点の下に都営大江戸線の汐留駅があります。
汐先橋交差点 (海岸通り交点、新大橋通り起点)
海岸通り(都道316号線、放射第18号線)と汐先橋交差点で交差します。 海岸通りの上には高速八重洲線が通っています。 海岸通りに左折すると新橋方面に、右折すると竹芝通り方面に向かいます。
汐先橋交差点の手前に築地虎ノ門トンネルに入る築地ランプがあり、環二通りの地上部道路は汐先橋交差点から旧青果門交差点まで新大橋通り(都道50号線、放射第31号線)と重複します。
汐先橋交差点の手前に汐留シオサイトの電通本社が、南側に浜離宮恩賜庭園があります。
旧青果門交差点 (新大橋通り分岐点)
環二通りの地上部道路は旧青果門前交差点で右折して新大橋通り(都道50号線、放射第31号線)から分岐します。 交差点を直進すると新大橋通りで新大橋方面に向かいます。
旧青果門前交差点の先で、築地虎ノ門トンネルが地上部道路に接続します。
旧青果門前交差点からの環二通りは都道50号線(東京市川線)です。
旧青果門前交差点からみた環二通り
写真出典〕当サイト撮影(R7.6)
築地虎ノ門トンネルの地上部接続部
写真出典〕当サイト撮影(R7.6)
築地大橋〜湾岸道路
環二通りの築地大橋から湾岸道路までは、ふ頭が連続しているため、水域を越える4車線の橋梁が続く道路です。 晴海フラッグや豊洲市場、有明テニスの森を結ぶ道路で、近くにはタワーマンションも多く建っています。
築地大橋〜豊洲地区の縦断面図
豊洲地区〜湾岸道路の縦断面図
図表出典〕環状第2号線 事業概要
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/kensetsu/000059662
築地大橋
環二通りは隅田川を築地大橋で渡り、勝どき・月島地区に入ります。 築地大橋は頭上に横繋ぎ材の無い開放感がある鋼3径間連続中路式アーチ橋です。
- 詳細 築地大橋
勝どき陸橋 (清澄通り交点)
環二通りは清澄通り(中央区道、環状第3号線)の上を勝どき陸橋で越えます。 勝どき陸橋には透明の遮音壁が設けられています。
側道に降りて勝どき陸橋交差点で清澄通りに左折すると月島方面に、右折すると豊海町に向かいます。
勝どき陸橋の近くにタワーマンションの勝どき ザ・タワーやTHE TOKYO TOWERSがあります。
勝どき陸橋交差点(清澄通り交点)
写真出典〕当サイト撮影(R7.6)
黎明大橋
環二通りは朝潮運河を黎明大橋で渡り、晴海地区に入ります。
月島警察署前交差点 (都道304号線交点)
月島警察署前交差点で都道304号線(日比谷豊洲埠頭東雲町線、補助第314号線)と交差します。
都道304号線に左折すると晴海通りと有明通りとが交差する晴海三丁目交差点を経て東雲や豊洲方面に、右折すると晴海客船ターミナルに向かいます。
月島警察署前交差点の手前にタワーマンションのドゥ・トゥールや月島警察署、中央清掃工場があり、交差点の先の右側にオリンピックの選手村だった晴海フラッグがあります。
月島警察署前交差点から環二通りは都道484号豊洲有明線になります。
豊洲大橋
環二通りは晴海運河を豊洲大橋で渡り、豊洲地区に入ります。
豊洲市場前交差点 (都道484号線交点)
豊洲市場前交差点で都道484号線(豊洲有明線、補助第315号線)と交差します。 都道484号線に左折すると木場方面に、右折するとフェリーふ頭に向かいます。
豊洲市場前交差点の手前の右側と先の両側は豊洲市場で、交差点の左にゆりかもめの新市場駅があります。
豊洲市場前交差点から環二通りの終点まで、環二通りの上をゆりかもめが通ります。
有明北橋
環二通りは東雲運河を有明北橋で渡り、有明地区に入ります。
有明北橋の先にはゆりかもめの有明テニスの森駅があり、その先に有明テニスの森があります。
有明中央橋交差点 (環二通り終点、湾岸道路交点)
環二通りは湾岸道路(国道357号、東京湾環状線)の上を有明中央橋で超えます。 橋上の有明中央橋北交差点、南交差点で環二通りは終点となります。
湾岸道路に左折すると千葉や辰巳方面に、右折すると台場方面に向かいます。 交差点を直進すると 都道484号線(豊洲有明線、補助第309号線)で鉄鋼ふ頭や東京ビックサイト方面に向かいます。
交差点の先にゆりかもめの有明駅やりんかい線の国際展示場駅があり、駅付近には癌研有明病院や東京ベイ有明ワシントンホテルがあります。
湾岸道路からみた有明中央橋南交差点
写真出典〕当サイト撮影(R4.10)
湾岸道路を千葉側からきたときは経路案内標識の都道484号線、日比谷、晴海方面との案内に従って、側道を上がって交差点を右折すると環二通りに入ります。
環二通りの整備計画
環二通りは都市計画道路の環状第2号線として計画され、虎ノ門から新橋までの区間は長年にわたり事業化に至らなかったところ、立体道路制度の創設を契機に事業化されました。
新橋から有明までは、臨海副都心への再編を誘導する道路として延伸され、地域の状況に応じて土地区画整理事業や街路事業を組み合わせて事業化されました。
- 詳細 環二通りの整備計画
環二通りの建設
環二通りは、環状第2号線の港区虎ノ門から江東区有明までの整備として造られました。
都心部の地下トンネルや臨海部の橋梁など多くの構造物が必要な道路で、計画決定の前に整備されていたために改良が必要な交差施設も多いため、多くの構造物工事が行われました。
- 詳細 環二通りの建設